この春以降に3人目が生まれた世帯対象のサービス始まりました!

埼玉県は、この春(4月1日以降)に3人目以降の子どもが生まれた世帯を対象に、育児サービスなどに金券として利用できる3年間で5万円分(1、2年目2万円、3年目1万円)の「3(さん)キュー子育てチケット」配布サービスをスタートさせました。
この金券を受け取るには申請が必要で、その申請開始が2017年8月30日からになります。対象のパパママは要チェックですね!
埼玉県では、多子世帯を地域ぐるみで応援する姿勢を打ち出すことで、夫婦が理想とする子どもの数を産む世帯を増やしたいというのが狙いのよう。
チケットは1枚500円として、ベビーシッターや一時預かり、子供送迎タクシー、親子で参加できるコンサート、保育所などでのおむつ代などに利用できます。

3年間で5万円の支援をどう評価するかはパパママ次第ですが、何も無いよりはいいですものね。
県が3人目の子育てをもっと支援したいという姿勢だけでも少し触れたことで、気持ちが若干…本当に若干でも、動くパパママがいると良いなと期待したいところです。
申請方法は?
このサービス、正直、手続きがちょっと面倒だなという印象です。
まず、3人目の子どもが生まれる世帯の中で「利用を希望する人」が、県の委託業者に「郵送」で申し込む必要があります。
そして、チケットが利用できる店舗では直接使えるのですが、それ以外の店舗の場合は領収書とチケットを後で、また「郵送」しないといけません。その後日指定金融機関の口座に振り込まれる仕組みになっています。

どうですか?ちょっと面倒な印象ですよね。実際、どれだけの世帯がこのサービスを知って、そして申請して利用するのか、少し気になるところです。
すでに8月1日より、チケット申請書のダウンロードはできるようになっているので、申請対象でこの金券を受け取りたいパパママは準備しておくと良いですね。
▼申請方法▼
- チケット申請書の入手
- チケット申請・送付
- チケットで支払い、または現金で支払い・領収書受領
領収書で請求・口座振込申請後、チケットを受け取れるのは10月下旬(ただし、2017年4月以降に使った領収書も対象)

出典:pref.saitama.lg.jp
何に利用できるの?
- 親をサポートするサービス
(家事ヘルパー、ベビーシッター、幼稚園等における未就園児教室、ファミリーサポートセンター事業、産前産後のケア、シルバー人材センターのサービス、子育てタクシー) - 子どもを預けるサービス
(一時預かり、病児・病後保育事業、放課後児童クラブ事業、子育て短期支援事業、子供のショートステイ等) - 親子地域ふれあいサービス
(地域子育て支援拠点の有償イベント、市町村が行う親子ふれあいイベントなど、民間企業等が行う親子ふれあいイベントなど) - その他子育てサービス
(保育施設等における実費徴収分など)
「パパ・ママ応援ショップ子育て家庭優待制度」のサービスも拡大

出典:saitama-kosodate.jp
この新サービスの他に、埼玉県では、この8月から、「パパ・ママ応援ショップ子育て家庭優待制度」(子育て世帯が協賛店で優待カードを提示すると割引サービスなどが受けられるサービス)の対象を、中学生以下から高校生以下に引き上げ、また、同居していない祖父母もそのカードを使えるようになったという。
埼玉県少子政策課は「子育て世帯を社会で応援していくメッセージを発信したい」としているそうです。
少しづつのサポート体制の拡大でも、大きな1歩ですよね。埼玉県の新サービスに期待したいところです!